各項目の解説

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各項目の解説

ソイルセメントの示方配合とは

ソイルセメントにおける示方配合例としては、要求品質を満足するための固化材種類、単位セメント量、設計含水比、改良材の有無、複数の土砂の場合はその混合比など、多岐にわたります
 

ソイルセメントの室内配合試験とは

対象となる現地土砂を用いて、示方配合を室内試験で決定する試験のこと。固化材添加量、含水比、土砂の混合比などを変化させた供試体(サンプル)を作製し、その強度、単位体積重量を測定して要求強度の確保に最適な配合を設計します。現地土砂にはさまざまな性状があり、要求品質を満足出来ない場合は再試験が必要となるため適切な配合計画が重要になります。
 

ソイルセメント配合管理とは

現地土砂のバラつきに対して、室内配合試験で決定した示方配合が適応出来ているかを確認し、必要に応じて補正します。現地土砂はバラつきが大きいため、現場施工に並行して、後日使用予定のストック土砂で示方配合の妥当性を確認することにより、信頼性の高い品質確保が行えます。
 

ソイルセメント製造管理とは

実施工におけるソイルセメントの製造にあたり、締固めによる土砂の容積変化率の変動を考慮した管理が必要になります。弊社ではリアルタイムに施工現場の情報を把握して製造数量と固化材添加量の管理を行います。
 

ソイルセメント品質管理とは

適切な品質管理基準に準拠し、一定施工数量ごとに供試体(サンプル)の作製から圧縮強さの確認、現場密度の測定を行います。
 

クラウドサービスとは

現場で実施された製造管理データや試験結果データを収集して現場での作業工程をリアルタイムにモニタリングすることで、異常値の早期発見やリスク予測を行います。
また同時に写真データの取りまとめや成果品がリアルタイムに作成されるため、資料作成が効率化されます。